主に信号扱い者向けの効果的な教習の実現を目的とした「小田急信号訓練シミュレータ Signal」は現実に極めて近い環境にて教習を行えるように開発しました。
「小田急信号訓練シミュレータ Signal」は、主に信号扱い者向けの訓練教材として製作し、小田急電鉄(株)小田急研修センターに納品しました。
「教師用パソコン」「生徒用パソコン」「モニタ類」「模擬の連動盤」などを用いて、異常時訓練システム、信号模型システム、管理システムの3つで構成されています。
異常時訓練システム
仮想空間上の駅で運転に関する異常事態を発生させ、連動盤などを操作して処置を実施することでその処置手順を習得することができます。
信号模型システム
これまで信号模型の多くは鉄道模型などで表現されておりました。今回は模型の代わりに仮想空間で表現し列車を操作することで、信号の動きを学ぶことができます。
管理システム
訓練シナリオ、社員データや過去の訓練履歴を管理できます。