事故の無い安心できる交通社会をつくる人材育成Human resources development

技能の向上と最新技術の活用

資格取得・講習会

安全と品質を確保するために、さまざまな技術のスペシャリスト(有資格者)の資格取得をサポートしています。業務に必要なスキルを習得するための講習会を定期的に実施し、従業員一人ひとりの知識・技術力の維持・向上を図っています。

有資格者数一覧

2023年3月31日現在

1級電気工事施工管理技士 57人
2級電気工事施工管理技士 23人
監理技術者 30人
第一種電気工事士 46人
第二種電気工事士 94人
第三種電気主任技術者 9人
自動車整備士 16人
第一種衛生管理者 62人
消防設備士 32人
建設業経理士 21人

1級電気工事施工管理技士

1級電気工事施工管理技士は、建設業を営む当社にとって、実務上、最も必要な国家資格です。資格者の増員を目標とする育成計画を進め、多くの社員が難易度の高い「1級電気工事施工管理技術検定」に合格し資格を取得しています。

シミュレータ・VRの活用

当社で開発したシミュレータを活用し、工事監督者や列車見張員の対応訓練を行います。ヘッドマウントディスプレイに対応し、臨場感ある360℃の仮想空間内でさまざまなシチュエーションを想定した訓練が可能です。工事監督者の力量判定・育成するシステムでは、訓練者(監督者)の行動や教官の操作によりリアルタイムにシナリオを変化させ、現実では再現の難しいアクシデントなどの対応訓練も行います。

東急グループ「東急電鉄」との連携

技術研究発表会

技術力の向上や技術の伝承、業務改善を目的としています。各職場で取り組む改善策や工夫などを発表し共有することで組織の活性化を図ります。東急電鉄(株)と共同開催することにより、電車をご利用になるお客さまからのご意見や気づきなどをきっかけに、お客さま視点で安全を追求した研究の成果を共有することができます。また、既存技術の組み合わせをはじめ先端技術の活用やシステムの開発など、チーム力を生かした取り組みによりスキル向上に加え、チームワークや従業員のモチベーション向上にもつながっています。

合同教育・研修

東急電鉄(株)との合同教育では、実車を使用し幅広く鉄道車両の知識や技術を習得することができます。鉄道車両のメンテナンス・改造の従事者として、車両全体の構造や基礎知識などスキルを身につける教育や、作業の中に潜む危険を体感し安全に対する意識向上を図る危険体感研修を行います。主に若手社員を対象に、実習を通して安全作業と事故防止の意識向上を図ります。

人材交流 ~知識・技術の共有~

東急電鉄(株)をはじめ鉄道各社や鉄道事業に関連する協力企業との人材交流を行っています。社内では経験できない業務や独自の技術などを習得した社員が、その知識や技術を当社に持ち帰り共有することで、より幅広い技術力をもって安全品質の向上を図ることができます。