人工知能（AI）を用いた「踏切映像伝送システム」の実証実験を行います

東急テクノシステム株式会社は、踏切の安全性向上を目的とした、株式会社理経、株式会社フューチャースタンダードのご協力のもと、AIを用いた「踏切映像伝送システム」の実証実験を、2018年11月24日（土）より東急池上線雪が谷大塚1号踏切において行います。

本システムは、踏切に設置された監視カメラの映像から、踏切内の異常を、AIを用いた映像解析プラットフォーム「SCORER」にて検知し、付近を走行中の電車の運転士や運行管理者等に、警告とともに映像を2秒以内に伝送することを目標としております。

AIによる人物検知については、既に昨年度に東急世田谷線の若林交差点でディープラーニングを用いた実験を行っておりますが、今回はコストダウンを図るため、既に完成された映像解析プラットフォームを使用して実証実験を行います。

踏切監視カメラと映像伝送技術、さらにAI技術を組み合わせた本システムの実証実験を行うことで、さらに安心で安全なインフラを追求してまいります。

実証実験の概要

1. 期間

2018年11月24日（土）～2019年5月末日（予定）

2. カメラ設置箇所

東急池上線　雪が谷大塚駅～御嶽山駅間（雪が谷大塚1号踏切）

3. 実験概要

サーバー等への映像伝送とAIによる映像解析の性能確認等

システム完成後のイメージ図

今回実験のイメージ図（カメラを2台設置）