人工知能(AI)を用いた「踏切映像伝送システム」の実証実験を行います
東急テクノシステム株式会社は、株式会社ティ・エム・エフ・アースのご協力のもと、踏切の安全性向上を目的とした、第三世代人工知能(AI & Deep Learning)を用いた「踏切映像伝送システム」の実証実験を、2017年11月17日(金)より東急世田谷線 若林交差点において行います。
本システムは、踏切に設置された監視カメラの映像から、踏切内の異常をAIが検知し、付近を走行中の電車の運転士や運行管理者等に、警告とともに映像を2秒以内に伝送することを目標としております。
既に映像伝送については実証実験にて検証済みではありますが、今回新たに踏切内の異常をAIが検知できるかどうかの検証を行います。
これにより、見通しの悪い踏切でも運転士や運行管理者等が異常事態に迅速に対処でき、安全性の向上に寄与することが期待されます。
踏切監視カメラと映像伝送技術、さらにAI技術を組み合わせた本システムの実証実験を行うことで、さらに安心で安全なインフラを追求してまいります。
なお、本システムは11月29日(水)から12月1日(金)までの3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される「第5回 鉄道技術展2017」において、映像およびパネルによる展示をいたします。
実証実験の概要
1. 期間
2017年11月17日(金)~2018年4月末(予定)
2. カメラ設置箇所
東急世田谷線 西太子堂駅~若林駅間(若林交差点)
3. 実験概要
AIによる映像伝送の性能確認等
<システム完成後のイメージ図>
本システムは、株式会社ティ・エム・エフ・アースと共同で開発を行っております。
http://www.tmf-e.com/