シミュレータ/教育教材の事例 Simulation / teaching materials

西武鉄道(株) 40000系 運転・車掌シミュレータ納品

納入:2020年3月
施工:交通事業本部 電子開発部

2020年3月、西武鉄道(株)に40000系 運転・車掌シミュレータを納品しました。

両先頭車および客室(側引き扉)を短縮させた模擬車体により、運転士・車掌両方の教育が実現可能となります。
両運転室に実車両機器を搭載したことで、本物同等の操作や故障時の対応を訓練することができます。

運転シミュレータ

40000系模擬運転台に連動し、路線CG映像が75inch3面のモニタに描画され、臨場感溢れる訓練を行うことができます。

路線CG映像は、池袋線(池袋~石神井公園 10駅)・新宿線(西武新宿~鷺ノ宮 9駅)・西武有楽町線(練馬~小竹向原 3駅)・拝島線(小平~拝島8駅)を再現しております。

また、各種訓練や事故訓練は、操作卓で設定することが可能です。

運転台に取付けられたCCDカメラにより訓練者の運転操作や基本動作を確認するとともに、列車無線装置により操作卓から直接指示を送ることができます。

 

 

車掌シミュレータ

ホームCG映像が86inchモニタ・床面モニタ・ITVモニタで描画され、臨場感溢れる訓練を行うことができます。

駅発着時の多方面に及ぶ訓練が可能であり、緊急時における非常ブレーキの取扱い、列車無線装置による報告訓練なども行うことができます。

また、各種訓練や事故訓練は、操作卓で設定することが可能です。

 

 

操作卓

運転・車掌シミュレータの路線・天候・運転取扱・事故発生・応急処置などのさまざまな設定が可能です。

モニタでは訓練画面・連動回路などを見ることができ、訓練者の運転方法や運転曲線も確認することができます。

また、訓練者が、どのような行動をしたのかを記録する「訓練記録機能」を搭載し、訓練終了後に自らの動作を振返り、改善点などを確認することができます。