シミュレータ/教育教材の事例 Simulation / teaching materials

西日本旅客鉄道(株) 新幹線列車状態注意システムを納品

竣工:2020年3月
施工:交通事業本部 電子開発部

「新幹線列車状態注意システム」は、山陽および北陸新幹線駅業務研修において、列車の進入・進出時の基本動作の確実な習得を目的としています。
また、飛来物付着や線路内の発生し得る異常時の判断と、迅速な対応の技能向上を図るため、進入・進出するCG映像を大型ディスプレーに映し出し、効果的に理解度を高める研修・訓練が実施可能です。

2020年度に完成する新しい社員研修センターへの導入を目指し、2017年度より打合せを重ね、2018年に施工を開始しました。

より実物に近づけるため、正面に9枚・進入側3枚・進出側3枚とITVモニタを設置し、CG空間に入り込める環境を作りあげました。

教師卓専用のタブレットでは、シナリオの選択や各イベントの設定を可能とし、さまざまな角度から訓練者の動きが確認でき、指導が可能となります。

 

お客さまの声

現場では再現することが難しい異常時訓練を容易に体験できる訓練システムを構築していただきました。

講師がリアルタイムに操作することによって、いつ何が起こるか分からない状況を作り出せるので受講者にとっても緊張感のある訓練をさせることができています。

開発時におきましては、ユーザー目線でどうすれば効果の高い訓練ができるかを親身に考えていただき、最後までより良いものを追及していただきました。

今後の保守や機能向上なども安心してお任せすることができます。

とても楽しいプロジェクトでしたので、また一緒に仕事ができればと思います。本当にありがとうございました。