シミュレータ/教育教材の事例 Simulation / teaching materials

(学)東京観光専門学校 マーシャラーシミュレータ納品

竣工:2020年2月
施工:交通事業本部 電子開発部

着陸した飛行機を駐機場(SPOT)へ誘導するグランドハンドリングスタッフ、通称マーシャラー。
このシミュレータはVR空間の中で実機体の緊張感や没入感を体感しながら、マーシャラー訓練生の動き(誘導)をセンサーが感知しVR空間内で表現、飛行機を所定の場所に誘導できたかを採点する訓練機です。

開発からおよそ3年、試行錯誤を重ね当社として初納品しました。

(学)東京観光専門学校では、航空業界への就職希望者に向けて実践的な授業を行っています。

今回はその中でもグランドハンドリングスタッフを目指す生徒に向けた「マーシャラーシミュレータ」を納品しました。
この教材は「デスクトップPC」「設定用モニタ」「ヘッドマウントディスプレイ」などを用いた構成になっており、センサーを設置するスペース(3m×3m)さえあれば訓練が可能です。


訓練方法は2種類あり、「教習用モード」と「自主訓練モード」が選択できます。

天候、視点、時間帯、さらに難易度も選択でき、飛行機が訓練生の動きに関係なく一定の正しいルートを進むノーマルモード、訓練生の動作に合わせて飛行機が動くアドバンスモードがあります。さまざまなシチュエーションを想定した訓練が可能なシミュレータです。


訓練の他にはマーシャラーの動きを学ぶ「チュートリアル」も搭載し、集合教育にも適しています。

 


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