京王電鉄(株) 調布駅付近連続立体交差事業 地下化切り替え工事
竣工:2012年8月
施工:電設事業本部 電力工事部・信号工事部
京王本線と相模原線の立体交差化工事で架線工事と信号工事を担当。この工事で踏切が廃止され、鉄道により分断されていた調布駅付近の街の一体化に貢献しました。
調布駅付近では、鉄道により分断されていた街の一体化を図るため、京王本線と相模原線の平面交差をなくし、踏切を廃止する連続立体交差事業が進められ、2012年8月18日から19日にかけて、地下化切り替え工事を実施しました。 当社電路工事部は架線工事を担当し、信号工事部は踏切の遮断棹撤去および軌道回路等の切り替え工事に当たりました。 地元の関心も高く、工事の様子を見学しようと深夜にもかかわらず大勢の人が集まる中、最終電車の通過と同時に切り替え地点付近で待機した作業員が一斉に作業に取り掛かりました。従来の架線の撤去作業に始まり、トロリ線・吊架線を外し、同時に工事に支障のない架線を仮に引き留めるなど手際よく作業を進め、東の空が明るくなる頃には新たに接続された線路の上で、新架線へと切り替え作業を行いました。