シミュレータ/教育教材の事例 Simulation / teaching materials

名古屋市交通局 地下鉄運転シミュレータ

納入:2015年8月
施工:交通事業本部 電子開発部

主に運転士・車掌の教育に使用されるシミュレータです。このシミュレータは名古屋市交通局東山線の主力車種であるN1000形をモデルに製作し、実路線の映像をコンピューターグラフィック(CG)により描写し、運転士・車掌・駅係員・指令員が同時に訓練できます。

このシミュレータでは本線・入出庫線映像を使用し、基本操作や実際の営業線では再現できない異常時対応などの訓練が行えます。
路線映像の天候を変化をさせ、見え方だけではなく制動力の違いを体感することができます。
最大の特徴は、「合同訓練」が行えるところです。合同訓練とは、運転士、車掌、駅係員、指令員が連携を図り、一体となって行う訓練です。
こうした訓練ができることにより、より実践的で、効率的な訓練が可能となります。

お客さまの声

名古屋市交通局では、地下鉄運転シミュレータを活用し、輸送の安全に携わる職員に対して必要な能力の取得と技能を維持するための教育・訓練・研修を実施しています。
特に、駅務員・車掌・運転士・助役が合同で訓練できる地下鉄運転シミュレータは、職種間の連携を深め、対応力の向上に大いに役立っています。

御社は顧客視点で顧客の要望に応えられるように努めておられます。