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連結解放シミュレータ

現実に連結解放訓練を行う場合、場所(線路)の確保、車両の手配に加え、運転士や信号所係員などの人員確保と大規模な段取りが必要となり手間が掛かります。また、1回の訓練では時間制限もあり訓練の実施人数も数人と限られています。シミュレータを使用することで省スペースかつ多数の訓練者が教習可能となり、場所、車両、人員確保の段取りは不要となります。

今後はヘッドマウントディスプレイを使用することでさらなる省スペースの3D擬似空間での訓練が可能となります。

通常訓練とシミュレータの比較
注目点 通常訓練 シミュレータ
人員の確保 通常の訓練では、列車の運転士3名(事故車1名、推進車2名)、訓練立ち合い者数名、訓練後の点検者2名以上など、多くの人員(通常10名程度)が必要になる。 大規模な段取りが不要になり、指導者1名と訓練生1名のマンツーマンから訓練が可能となる。
訓練時間の確保 朝のラッシュ時間と夕方のラッシュ時間に向けて、出庫するまでの間に訓練を行う。
実質11:00~15:00までの4時間で最大8人程度しか訓練できない。
時間の制限を気にすることなく、いつでも訓練が可能となる。さらに短時間で通常訓練より多くの訓練生が訓練可能となる。
訓練スペースの確保 訓練には2編成を必要とするため、8両編成を例とした場合、1編成160m×2=320mとなり、事故車と推進車の距離を考えると350mを確保する必要がある。 場所を気にせず、6m×2mの空間とAC100V電源があれば、室内のどこでも訓練可能である。