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  • 鉄道車両工事事例 Vol.01(2008年10月記)

    伊豆急行(株)8000系譲渡車両改造工事
    交通事業本部 車両工事部

交通事業本部では5ヵ年計画の伊豆急行(株)8000系譲渡車両改造工事を2008年度で無事に完了させることができました。今回は、車両回送の様子を紹介いたします。

いよいよ車両回送の日を迎えました。最後まで念入りにチェックを行います。

伊豆急行(株)譲渡車両の回送の様子を追いかけました
長津田工場を出発

車両回送は2009年9月5日に3両編成、9月8日に2両編成がそれぞれ恩田駅を出発し、東京急行電鉄(株)長津田検車区へ向かいました。当社の長津田工場を出発するまで念入りにチェックを行い、営業ダイヤの合間に出発します。半年近く改造工事を行っていましたが、工場から出て行くのはあっという間。無事に回送されてホッとした反面、一生懸命造った車両が工場を出て行くのは感慨深いものがあります。

いざ、伊東へ!

長津田検車区ではJRへの入線検査が綿密に行われ、9月19日にいよいよJR回送の日を迎えました。当日は多くの鉄道ファンと東急電鉄(株)・JR・当社の関係者に見守られながら、ディーゼル機関車に繋がれ東急線からJR線へと移動し、予定通り回送されていきました。途中、台風による足止めがあったものの、翌日には伊東に到着し、伊東駅での入線作業の後、伊豆急行(株)伊豆高原電車区に向けて自力回送となりました。

譲渡車両の見どころ

改造を加えた車両は、外装だけでなく内装にも工夫がしてあります。海側座席にはクロスシート、山側座席にはロングシートを装備し東海岸の絶景を楽しむことができるようになっています。しかし、このクロスシートをつけるのも大変だったとか。観光で賑わう伊豆では路線長が長いこともあり、お手洗の取り付けも行いました。現地工事では伊豆急行(株)の方々に支えられながら仕事を進めることができ、思い出深い仕事になったようです。
皆さん、伊豆へお出かけの際には、伊豆急行(株)8000系車両も一目ご覧になってください。現場の方の細部にこだわった設計や内装など見所がいっぱいです。

長津田工場を出発
改造車両の内装

    今回添乗したのは車両工事部石内さん(左)と、事業統括部(交通)河野さん

    ディーゼル機関車に連結

    JR長津田駅を出発

改造された車両の今後の活躍を期待します