事業案内

  • バス車両工事事例 Vol.02(2011年2月記)

    ロンドンバス改造工事
    交通事業本部 自工部

自工部では、2010年8月より2階建てロンドンバスの改造工事を行いました。今回納品させて頂いたお客様は、静岡県で観光・送迎業務を営まれている日本平自動車(株)です。このロンドンバスは、去る2010年12月24日業務用(緑)ナンバーを取得し、無事納車しました。今回は改造のポイントについてレポートいたします。

外観は本場のロンドンをイメージさせる一方、中身は自工部の技術を投入した日本仕様のロンドンバスが誕生

日本初!事業用ナンバーのロンドンバスを製作

この車両は、イギリスのアンシェーテッド・エクイップメント社製のブリストルと呼ばれる車で、製造は1955年、2003年までロンドン郊外で運行されていたものです。当社で改造を行う前は、自家用(白)ナンバーで事前に申請して許可を得たルートしか走行できない状態でした。
改造に際しては、図面、諸元等資料は何もなく手さぐりの状態から調査が始まりました。国土交通省とも詳細な打合せを行い、事業用ナンバー取得の合意が得られたことで工事はスタートしました。
事業用ナンバーを取得するには、車体寸法や車内通路、階段等を法規に準じるよう改造しなければなりません。本来備わっていない非常口を2階中央に新設し、1階の既存出口を非常口用に変更する改造も行ったりと、現代の法規に適応させています。その一方で、50年前の車両のイメージを壊さぬよう、極力オリジナル状態を維持して製作しました。
事業用(緑)ナンバーを取得しているロンドンバスは、日本ではこの1台だけです。
※諸元…車体情報(スペック)

  • 元の風貌を極力壊さぬよう、まるで出荷当時から備わっているかのような非常口を新設しました

  • 本場ロンドンバスの雰囲気と乗り心地を味わえます。

  • 階段は完全に新製しており一段あたりの面積を大きくしました。